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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科20巻7号

1985年07月発行

シンポジウム 骨巨細胞腫の診断と治療

骨巨細胞腫の免疫組織学的検索

著者: 桑原竹一郎1 丸山孝士1 梅田透2 保高英二2 高田典彦2 井上駿一3

所属機関: 1千葉県がんセンター病理研究部 2千葉県がんセンター整形外科 3千葉大学医学部整形外科

ページ範囲:P.829 - P.835

文献概要

 抄録:臨床的に骨巨細胞を良性,Aggressive,悪性に分類し骨肉腫,MFHを加え,免疫組織学的検索を行った.方法はABC法でホルマリン固定後の手術材料を用い,抗Vimentin,抗Actin,抗F-XIIIR,抗Laminin,抗F-XIIIA,抗α1-antitrypsin,抗α1-antichymotrypsin,抗lysozymeの染色を行った.
 良性骨巨細胞腫の間質を構成する線維芽細胞,筋線維芽細胞はF-XIIIA陽性.組織球様細胞はα1-antichymotrypsin陽性.各症例で構成細胞成分の割合に差がみられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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