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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科20巻8号

1985年08月発行

文献概要

視座

Cementless人工股関節

著者: 丹羽滋郎1

所属機関: 1愛知医科大学整形外科

ページ範囲:P.905 - P.905

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 1960年代初めよりSir John Charnley教授により開発された骨セメントを用いた人工股関節は,その優れた臨床成績を示したことから,整形外科における関節外科の概念を変え,更にその基礎的学問である生体工学,生体材料学の素晴らしい発展をもたらしている.しかしながら20数年を経て,この人工関節置換術の骨セメントを用いるための合併症「ゆるみ」が大きな問題となって来ており,これを解決するための試みが数多く行われている.
 骨セメントを用いない人工股関節の開発もこの点から出発するものであり,既に十数種のcementless人工股関節が開発され臨床応用が行われつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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