臨床整形外科20巻8号

1985年08月発行

論述

陳旧性前十字靱帯損傷膝におけるレ線的変化

著者： 広瀬一史¹ 川崎崇雄¹ 尾原善和¹ 土井照夫¹ 史野根生² 木村友厚² 井上雅裕² 後藤一平² 太田信彦² 堀部秀二² 永野重郎²

所属機関： ¹大阪労災病院整形外科 ²大阪大学医学部整形外科学教室

ページ範囲：P.943 - P.947

　抄録：〔目的〕陳旧性前十字靱帯損傷膝に対しその経時的レ線変化につき検討を試みた．
　〔方法〕受傷日時から手術までの期間が3年以上経過していた陳旧性前十字靱帯損傷膝26例を対象としレ線変化と受傷日時から手術までの期間との関係を調べた．変形性変化のレ線分類についてはNoyesらの方法に準じた．