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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科21巻11号

1986年11月発行

文献概要

シンポジウム Bioactive Ceramics研究における最近の進歩

ガラスセラミックスと骨との界面における変化

著者: 木次敏明1 山室隆夫1 中村孝志1 小久保正2 高木雅隆3 渋谷武宏3

所属機関: 1京都大学医学部整形外科学教室 2京都大学化学研究所窯業化学 3日本電気硝子株式会社

ページ範囲:P.1249 - P.1258

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 抄録:アパタイト含有ガラスセラミックス(A),アパタイト・ウォラストナイト含有ガラスセラミックス(AW),アパタイト・ウォラストナイト・ウィットロカイト含有ガラスセラミックス(AWCP)の3種類のアパタイト含有ガラスセラミックスを作製し,セラミックスと家兎脛骨の界面の変化を,SEM・EPMAにて調べた.
 元素の変動(Siの減少,Pの上昇,Caはほとんど不変,Mgの軽度の減少)が,セラミックスと骨の界面にて観察され,Ca-P rich layerの形成が認められた.これらの元素の変動は,術後30日より明瞭になった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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