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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科21巻12号

1986年12月発行

文献概要

手術手技シリーズ 関節の手術<上肢>

手関節固定術

著者: 三浦隆行1

所属機関: 1名古屋大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1363 - P.1372

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 手関節固定術は,慢性関節リウマチ,関節結核などの関節炎治療,麻痺などによる不良肢位の矯正保持,外傷後の有痛性関節症などに対して有効な手術として多用され,既に1942年にはAbbott1)が多くの手術法があることを述べている.現在までに報告された主な手術法のみでもSmith-Petersen(1940)16),Abbott(1942)1),Colonna(1944)7),Butler(1949)3),Haddad & Riordan(1952)9),Evans(1955)8),Stein(1958)17),Robinson & Kayfetz(1962)15),Thomas(1965)18),Claytom(1965)5),Mannerfelt & Malmsten(1971年)11),Carroll & Dick(1971)4),Millender(1973)12),Larson(1974)10),Allende(1979)2),Rayan & Clark(1982)13,14)と数多くの術式がある.このように数多くの手術法があるということは逆にまた一般的に採用され得るとくに優れた手術術式がないことも意味している6)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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