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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科21巻5号

1986年05月発行

文献概要

臨床経験

胸骨に限局性の骨病変を形成した骨クリプトコッカス症の1例

著者: 片岡祐司1 川島弘三1 熊沢宏1 岩田久2 三浦克敏2 佐野光一2 白澤春之3

所属機関: 1袋井市立袋井市民病院整形外科 2名古屋大学医学部整形外科学教室 3浜松医科大学医学部第2病理教室

ページ範囲:P.605 - P.609

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 抄録:クリプトコッカス症の骨感染は10%以下とされる.現在までに骨感染を伴うクリプトコッカス症の報告は130例であり,本邦報告は著者らの症例を含め6例である.これらの文献報告のうち,骨限局のクリプトコッカス症は,更に少ない.著者らは胸骨限局の骨クリプトコッカス症を経験したので,臨床経過,臨床検査,治療について報告するとともに,骨カリエスや他の真菌による骨感染症について,その鑑別点を述べた。また著者らの症例に対し文献的考察を試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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