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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科21巻6号

1986年06月発行

文献概要

論述

新生児股関節検診ならびに乳児股関節X線撮影におけるFuji computed radiography(FCR)の有用性

著者: 井村慎一1 中瀬裕介1 大橋義一1 田中義孝1 富永敏朗2 堂庭信男2 石井靖3 小室裕由3 高島力4 山田良5 梁瀬義章6 飯田和質7 宮越洋二8 小林清二9 友影龍郎10

所属機関: 1福井医科大学整形外科学教室 2福井医科大学産科婦人科学教室 3福井医科大学放射線科学教室 4金沢大学医学部放射科学教室 5福井赤十字病院産婦人科 6福井赤十字病院整形外科 7福井県立病院産婦人科 8福井愛育病院産婦人科 9小林産婦人科 10友影産婦人科

ページ範囲:P.683 - P.688

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 抄録:我々は福井市周辺の6施設にて主に触診による新生児股関節検診を行った.検診総数は1726例で,うち1例にclick sign(0.057%)を認めた.篠原の方法に従い,hip scoreを算定,score 3点以上のものに対しFCRに撮影,∠α,∠βを求めた.∠α+∠βがborderline,abnormalに相当するものに対し,それぞれ経過観察,治療を行った.Click sign陽性の1例のみ生後3ヵ月の現在,Riemenbugel(RB)にて治療中で,他の症例はいずれも正常である.なお乳児股関節X線撮影におけるFCRの有用性について言及した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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