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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科21巻6号

1986年06月発行

文献概要

臨床経験

骨原発良性線維性組織球腫(Benign fibrous histiocytoma of bone)の定義と鑑別診断

著者: 松野丈夫1 八木知徳1 佐々木鉄人1 小林三昌2 薄井正道3 石井清一3

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室 2北海道整形外科記念病院 3札幌医科大学整形外科

ページ範囲:P.703 - P.711

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 抄録:近年,骨原発の良性線維性組織球腫(benign fibrous histiocytoma of bone,以下BFHと略す)の存在が明らかとなり,数例の文献的報告を認める.今回我々は,BFHと診断し得た3例を臨床的・X線学的・組織学的に検討し,他の骨腫瘍との鑑別を行った.
 BFHの診断上の定義としては,臨床的・X線学的にその発生年齢,発生部位が非骨化性線維腫(non-ossifying fibroma)と異なり,組織学的に,より腫瘍性の性格を有する良性組織球性腫瘍とした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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