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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科21巻7号

1986年07月発行

文献概要

整形外科を育てた人達 第39回

Alfred Schanz(1868-1931)

著者: 天児民和1

所属機関: 1九州大学

ページ範囲:P.838 - P.841

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 Alfred Schanzの名は最近の整形外科学会では聞くことが無くなったが,私達の若い頃にはよく耳にした名である.その頃は先天性股関節脱臼の年長児が多く,その治療法としてSchanzの骨切り術が用いられた.そのため学会でもSchanzの名は度々聞くことができた.先天性股関節脱臼の早期発見の技術が普及し,人工関節等の新しい技術が進歩すると共に彼の名の出る機会は少なくなったが,Schanzが19世紀末から20世紀初期のドイツ整形外科学の強力な推進力であった事は確実である.そこで今回はSchanzについて書くことにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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