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シンポジウム 陳旧性膝関節重度靱帯損傷の治療
文献概要
抄録:陳旧性ACL,PCL複合損傷は,内・外側支持機構や半月板の損傷を合併することが多く,病態の複雑さ,再建手術手技の困難さ及び再建に要するdonorの不足により,その手術的療法を難しくしている.今回は61例のACL,PCL損傷を伴った陳旧性重度複合靱帯損傷に対し,Leeds-Keio人工靱帯を用いて再建術を中心とした手術的療法を行い,術後18ヵ月以上経過した30例につき検討を加えて報告する.
陳旧性重度複合靱帯損傷ではPCLの臨床診断は容易であるが,内・外側支持機構損傷の正確な診断と手術適応は難しい.また27.6%に術前ACL損傷を示す徒手検査は陰性であった.
陳旧性重度複合靱帯損傷ではPCLの臨床診断は容易であるが,内・外側支持機構損傷の正確な診断と手術適応は難しい.また27.6%に術前ACL損傷を示す徒手検査は陰性であった.
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