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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻12号

1987年12月発行

文献概要

整形外科を育てた人達 第55回

Albert Henry Freiberg(1868-1940)

著者: 天児民和1

所属機関: 1九州大学

ページ範囲:P.1394 - P.1397

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 足の第2中足骨の骨頭が扁平化する特殊な疾患を1914年にFreibergが報告しているので英米ではFreiberg病と言われているが,その少し前にドイツのレントゲン専門医であるAlban Köhlerが足の舟状骨レ線陰影の濃化と骨の圧縮を起す小児の疾患について発表し,これをKöhler病と言っていた.ところが,Köhlerはその後第2中足骨頭の変化についても報告し,これをドイツでは第2Köhler病と言われているが,これがFreiberg病と同じものである.いずれAlban Köhlerについて詳しく書くが,今回はAlbert Henry Freibergの伝記を紹介することにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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