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臨床経験
脊髄硬膜外膿瘍による急性対麻痺の1手術例
著者: 麻田毅彦1 塩田誠1 趙南日1 円尾宗司1 中野謙吾1
所属機関: 1兵庫医科大学整形外科学教室
ページ範囲:P.1407 - P.1410
文献購入ページに移動カテーテル抜去,抗生物質投与後に施行したミエログラフィー,MCTでT7〜T9レベルでの脊髄背側よりの圧迫所見を認めた.直ちにこの部の椎弓切除術を行ったところ,硬膜の背側に肉芽組織と膿を認め,これを入念に剥離摘出,残存部分はCUSAで摘出した.硬膜は肥厚し灰白色を呈していたが,充分な硬膜の膨隆がえられた.
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