icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻12号

1987年12月発行

文献概要

臨床経験

足関節外側側副靱帯損傷の治療経験

著者: 鶴岡裕昭1 吉峰泰夫1 徳野真之1 佐々木雅敏2

所属機関: 1整形外科吉峰病院 2愛媛大学整形外科

ページ範囲:P.1429 - P.1431

文献購入ページに移動
 抄録:われわれは過去3年間に経験した足関節外側側副靱帯損傷例(観血療法30例,保存療法24例)に対して,アンケート及び直接検診を実施し,臨床機能評価を試みた.そしてその結果を基に手術適応を検討したので報告した.足関節外側側副靱帯損傷の治療に際し,ストレスX線撮影法は有用な指標となるが,必ずしも損傷の程度と相関しない.その点.関節造影法はより直接的な検査法であり,われわれは現在,受傷機転,局所所見,ストレスX線所見等により断裂が疑われたら,直ちに関節造影検査を行い,造影剤の注入抵抗や漏出所見により手術適応を決定している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら