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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻4号

1987年04月発行

文献概要

特集 腰仙部根症状の発症機序—基礎と臨床—(第15回日本脊椎外科研究会より)

座長総括/「Ⅲ.一般(1)」の部

著者: 河合伸也1

所属機関: 1山口大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.352 - P.353

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 一般(1)のsessionは第1日目午後に開始され,まず4題の報告が行われた.
 長谷(京府大)は1025例の腰仙部ミエログラフィーにおいて17例(1.7%)に神経根形成異常を認めており,走行異常6例,分岐異常11例で,S1根に8例,S2根に6例である.症状に関与しているものは2例であり,神経根の形成異常は発症に直接結びつかないが,神経根周囲の余裕が少なく圧迫症状を惹起しやすく,骨奇形を合併するとその可能性がさらに高まると述べている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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