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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻4号

1987年04月発行

文献概要

特集 腰仙部根症状の発症機序—基礎と臨床—(第15回日本脊椎外科研究会より)

座長総括/「Ⅳ.すべり症」の部

著者: 平林洌1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.353 - P.354

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 まず第1席の鈴木(済生会中央)は,変性辷り症における神経根症状の発症は主として辷り椎弓による圧迫,当該椎間孔の狭窄,椎間板の後方膨隆などによるとした上で,治療としては除圧後,椎間腔拡大位での固定が必要であるとした.したがって前方固定法が第1選択となるが,高齢者には同じように目的を達しうるpedicle screwing+Luque法の併用を推奨した.
 今井(岡山)がLuque法について質問したのに対し,演者は整復操作は加えず,術後は3日〜3週で歩行させていると答えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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