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特集 腰仙部根症状の発症機序—基礎と臨床—(第15回日本脊椎外科研究会より)
腰仙部根症状の多様性に関する解剖学的考察
著者: 工藤修1 原田征行1 近江洋一1 末綱太1
所属機関: 1弘前大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.369 - P.378
文献購入ページに移動分岐神経が通常のL4に存在する例は139側,78%に認められたが,L4より腰仙骨神経幹を経て仙骨神経叢へ加わる神経線維数すなわち腰仙骨神経幹の太さには極めて太い前置型13%と極めて細い後置型14%が存在し,両者の間にはおよそ1分節に近い脊髄髄節のずれがあると考えられた.
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