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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻6号

1987年06月発行

文献概要

視座

卒前教育と外傷学

著者: 渡辺良1

所属機関: 1川崎医科大学整形外科

ページ範囲:P.685 - P.685

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 外傷学ことにその臨床教育は,卒前教育があまり効果的に行われていない科目のひとつである.卒前教育において,外傷学は,講義はされるものの,ベッドサイドの経験を含む臨床教育は,ごく一部の大学を除いては殆どなされていないと言っても過言ではない.外傷学の知識と技術は専ら卒後研修の一環として赴任先の市中病院などで修得されている.
 昭和61年に公表された「医学教育の改善に関する調査研究協力者会議の中間まとめ」と「国際医学教育会議報告」を読んで,私はこれまで,卒前教育の問題を本来の整形外科医の仕事よりも軽く考えていたのではないかと反省している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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