文献詳細
文献概要
臨床経験
側彎変形を呈したCushing症候群の1例
著者: 山田昌弘1 原田義昭1 島崎和久1 廣畑和志1
所属機関: 1神戸大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.779 - P.783
文献購入ページに移動症例は54歳女性,約6年前より腰痛が生じ,3年前Cushing症候群の治療後より徐々に腰椎の圧迫骨折とともに側彎変形が進行し,症状が増強した.神経学的所見なく,躯幹ギプス固定,椎間関節ブロック等が効を奏したため,椎間関節由来の痛みと考えLuque法による後方固定術を行い,疼痛の軽快を得た.
掲載誌情報