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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻7号

1987年07月発行

文献概要

論述

上腕骨外上顆炎に対するNirschl法の経験

著者: 西島雄一郎1 山崎安朗1 東田紀彦1

所属機関: 1金沢医科大学整形外科

ページ範囲:P.819 - P.824

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 抄録:上腕骨外上顆炎は圧痛点へステロイド注入などの保存的治療で軽快を見る場合が多いが保存的治療に抵抗する場合は手術療法も考慮される.我々は保存的治療に抵抗を示した本症に対して,短橈側手根伸筋の上腕骨外上顆付着部の切除と外上顆のdecortication,drillingを行なうNirschl法を施行している.13例に対して本法を施行した.男10例,女3例で手術時平均年齢,48.0歳であった.術後,平均3.4年の予後成績をNirschlの判定基準で評価した結果,85%に良好な成績を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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