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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻7号

1987年07月発行

文献概要

シンポジウム 多発骨傷

骨盤骨折を含む多発骨傷

著者: 星秀逸1 遠藤重厚1 土谷正彦1

所属機関: 1岩手医科大学高次救急センター

ページ範囲:P.835 - P.843

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 抄録:骨盤骨折を伴う多発骨傷の場合には,強力な外力が働いており,重症度も相加的ではなく相乗的で,複雑な全身状態を示すことが多い.また同じような損傷でも症例によって病像は多彩で,同一視して考えることはむずかしい.加えて年齢,他部位合併損傷の型や程度などによっても病態は千差万別で,個々の症例について対応の仕方が異なることもやむをえない.
 したがって,適切な救急処置についで行う検査も制約され,情報の収集にも限度がある.かかる制約のなかで治療の優先順位,選択などを速やかに行うことが大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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