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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻7号

1987年07月発行

文献概要

シンポジウム 多発骨傷

不安定型胸腰椎移行部損傷,骨盤環骨折を伴った多発骨傷の治療成績

著者: 中山義人1 白井康正1 山口淳一1 井伊京一郎1 宮本雅史1 川井真1 元文芳和1

所属機関: 1日本医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.855 - P.864

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 抄録:多発骨傷に不安定型胸腰椎型損傷や骨盤環骨折が含まれると,躯幹,四肢の運動支持機能が同時に広範囲に障害され,しかも重要臓器損傷も高率に合伴するために,生命的予後のみならず機能的予後も不良になり易い.
 我々はこのような症例に対しては,より早期に,同時的に骨折を安定化することがより良い予後をもたらすと考え積極的に手術治療を行ってきた.不安定型胸腰椎移行部損傷に対してはHarrington double distraction rods法を行い,良好な脊椎アライメントの改善と若干の神経学的所見の改善を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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