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論述
先天股脱X線像における骨硬化線(Growth-Disturbance Lines)の臨床的意義
著者: 白石光一1 岩崎勝郎1 池田定倫1 中嶋裕1 山根芳道1 鈴木良平1
所属機関: 1長崎大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.920 - P.927
文献購入ページに移動GDLは2歳までに約80%が出現していた.GDLが正常型を示す場合や異常型のうち途絶型や骨端線からの距離の差等を示す場合にはmetaphysisは正常な発育をする事が予想されるが,異常型のうち陥凹型や不整型を示す場合には,metaphysisの発育異常が生じうる.またペルテス様変化例ではepiphysisの変化の型とGDLの形態より大腿骨近位部の障害の診断がより正確になしうるものと考えられた.
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