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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻8号

1987年08月発行

文献概要

論述

リハビリテーションよりみた胸腰椎脊髄損傷治療としてのPosterior Instrumentation

著者: 吉村理1 林克二1 帖佐博文2 加茂洋志2 野村茂治2

所属機関: 1九州労災病院リハビリテーション診療科 2九州労災病院リハビリテーション整形外科

ページ範囲:P.935 - P.941

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 抄録:脊髄損傷初期治療に保存療法と観血療法のどちらを選択するかは議論のあるところであるが,最近の脊椎外科の進歩にともない胸腰椎部脊髄損傷にHarrington法を中心とするspinal instrumentationが用いられている.
 今回過去5年間に取り扱った保存療法例46例,観血療法例21例計67例の胸腰椎部脊髄損傷につき検討した.Harrington例は保存療法例にくらべてADL自立がおくれ,入院期間も長い.受傷,手術よりリハビリテーション開始までが長いのと輸血後肝炎,褥瘡の合併症が原因と考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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