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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科22巻8号

1987年08月発行

文献概要

シンポジウム 椎間板注入療法の基礎

Chymopapain(Discase)の作用—家兎椎間板に及ぼす影響について

著者: 菊地寿幸1 新名正由1 根本理1 山岸正明1 下村裕1

所属機関: 1防衛医科大学校整形外科学教室

ページ範囲:P.975 - P.981

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 抄録:Chemonucleoysisに広く用いられているChymopapain(Discase)の作用を,Chondroitinase ABC,Hyaluronidaseを比較対照とし検討した.
 家兎椎間腔にDiscase(2.5 nkat unit/ml)を注入すると2週で椎間腔は明らかに狭小化し,組織学的にも線維輪外層を除き広範囲にマトリックスは破壊され,細胞変性,壊死も顕著であった.注入後24週でも変性は高度で組織再生所見は軽度にみられるに過ぎない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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