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臨床経験
Os hypotriquetrumの1例
著者: 長山信幸1 佐々木孝1 岩田清二1 水島斌雄1 川島明1 野本聡1 河野亨1
所属機関: 1済生会神奈川県病院整形外科
ページ範囲:P.1011 - P.1013
文献購入ページに移動Accessory boneの概念は,sesamoid boneと異なり,確立されたものではないが,手関節における出現頻度は0.4〜1.6%で,それほど稀なものではない.本症例と同様の報告は,検索し得た範囲ではSaunders(1942)の1例のみである.命名法は様々ではあるが,解剖学的位置を表す名称が適当と考え,os hypotriquetrumとした.
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