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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻1号

1988年01月発行

文献概要

臨床経験

周期性坐骨神経痛を主訴とした子宮内膜症の1例

著者: 小出雅彦1 荻野幹夫1 蜂須賀彬夫1 浅井春雄1

所属機関: 1国立病院医療センター整形外科

ページ範囲:P.87 - P.89

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 抄録:周期性坐骨神経痛(Cyclic Sciatica)は極めて稀な疾患であり,調べた限りでは報告は7例で,我が国では現在までにその報告はみあたらなかった.Cyclic Sciaticaの臨床的な特徴は月経周期に一致しておこる周期的な坐骨神経痛であり,その原因は坐骨神経に発現した子宮内膜症によるものである.我々はCyclic Sciaticaの特徴的な症状をもった1症例を経験し,坐骨神経に付着していた子宮内膜症を肉眼的及び組織学的に確認した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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