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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻10号

1988年10月発行

文献概要

論述

不完全距踵関節癒合症について

著者: 楢林好隆1

所属機関: 1楢林整形外科医院

ページ範囲:P.1179 - P.1187

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 抄録:7年余の間に足関節痛で来院せる1251名の中に9名10足の不完全距踵関節癒合症をみた.従来,その診断のために軸写,断層,造影,CTなどが工夫されているが,普通に撮影する正側面の2枚のレ線でも診断は可能であることが多い.それには載距突起と距骨の後部突起の内側結節との関係に注意すればよい.その際,写真の方向が問題になると思ったので,足関節痛で来院した368名のレ線の調査をしたが,その70〜80%は判定できる写真であった.また著者の足で調べたところ,側面像は立位が安定した所見を呈する事が分った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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