icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻11号

1988年11月発行

文献概要

論述

慢性関節リウマチの前足部変形に対する手術的治療例の検討—母趾Implant Arthroplasty併用例について

著者: 北野達郎1 井口哲弘1 松原司1 川井和夫1 廣畑和志1

所属機関: 1神戸大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1301 - P.1306

文献購入ページに移動
 抄録:1971年以降,RAの前足部変形に対してResection Arthroplastyを行ない術後短期間は除痛効果に優れていたが,その後の再調査結果では変形や胝股の再発がみられ歩行時の不安定感などの訴えもみられるようになってきた.歩行に際して母趾は重要な役割を演ずるために1977年以降,母趾機能の改善を目的としてClayton法に母趾Implant Arthroplastyの併用を行ない良好な結果を得ている.症例は21例30足で,術後追跡期間は1年から9年6ヵ月(平均3年)である.本手術法の手術成績を除痛効果,各変形の矯正,胼胝の消失,歩行能力や履物の改善などについて検討を行なった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら