icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻12号

1988年12月発行

文献概要

手術手技シリーズ 関節の手術<下肢>

Compression hip screwによる大腿骨頸部骨折の固定法

著者: 河内貞臣1

所属機関: 1国立王子病院整形外科

ページ範囲:P.1429 - P.1436

文献購入ページに移動
はじめに
 大腿骨頸部骨折は骨粗鬆症を有している老人女性に多発する.特に外側型すなわち転子部骨折の発症年齢は内側型に比較してより高齢であり,70歳以上の老人が多い.
 そのため骨折を契機として全身状態が急速に悪化したり,体力が劣えたり,痴呆が出現するなどの変化が見られる.従って受傷後可及的早期に治療し離床をはかる事が重要である.compression hip screwによる内固定は充分な初期固定を得る事ができ,しかも患者に与える侵襲も小さく,簡便な方法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら