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手術手技シリーズ 関節の手術<下肢>
Compression hip screwによる大腿骨頸部骨折の固定法
著者: 河内貞臣1
所属機関: 1国立王子病院整形外科
ページ範囲:P.1429 - P.1436
文献購入ページに移動大腿骨頸部骨折は骨粗鬆症を有している老人女性に多発する.特に外側型すなわち転子部骨折の発症年齢は内側型に比較してより高齢であり,70歳以上の老人が多い.
そのため骨折を契機として全身状態が急速に悪化したり,体力が劣えたり,痴呆が出現するなどの変化が見られる.従って受傷後可及的早期に治療し離床をはかる事が重要である.compression hip screwによる内固定は充分な初期固定を得る事ができ,しかも患者に与える侵襲も小さく,簡便な方法である.
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