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臨床経験
The Extensor Indicis Proprius Syndromeの1例
著者: 仲田和正1 宮原尚1 大木勲1
所属機関: 1自治医科大学整形外科学教室
ページ範囲:P.1487 - P.1489
文献購入ページに移動患者は38歳女性,重量物挙上にて増強する手関節背側痛を主訴として来院した.背側第4コンパートメント(月状骨付近)に圧痛があり掌屈にて疼痛は増強する.保存治療にて反応せず手術を行った.示指固有伸筋筋腹は他の筋腹よりも遠位まで見られ,掌屈にて肥大した筋腹が伸筋支帯よりも遠位まで滑走し伸筋支帯により狭窄されるのが分かった.第4コンパートメント部分の伸筋支帯を切離して症状は改善した.
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