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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻12号

1988年12月発行

文献概要

整形外科基礎

三次元モーメント法および非線形計画法による,三次元股関節合力の推定

著者: 小西伸夫1

所属機関: 1愛知県済生会病院整形外科

ページ範囲:P.1491 - P.1497

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 抄録:片側起立時の三次元的股関節合力と股関節周囲筋力を求めるために,三次元モーメント法および非線形計画法を組み込んだコンピューター・プログラムを開発し,その原理,使用法の概要について述べた.また変股症患者および屍体骨モデルにおける手術前後の三次元合力の計算例を示した.臨床例では,筋付着部を正確に知ることの困難さから,筋肉数を10群程度に単純化しているが,屍体骨モデルでは股関節の全22筋について計算することも容易である.本法は股関節の生理的または病的状態を研究する上で有用と考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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