icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻2号

1988年02月発行

文献概要

シンポジウム 日本におけるスポーツ整形外科の現状と将来

腰部のスポーツ外傷と障害

著者: 市川宣恭1

所属機関: 1大阪体育大学体育学部スポーツ医学研究室

ページ範囲:P.155 - P.161

文献購入ページに移動
 抄録:スポーツ活動に原因する腰部障害は発生頻度が高く,難治性で再発を繰り返すことが多い.ことにスポーツ選手はスポーツ再開をあせり,腰部障害に対する即効的な治療手段に走り,病態を悪化させてしまうことが多い.
 そこで,スポーツによる腰部の外傷,障害の治療に際しては,スポーツ種目の特性,疼痛とスポーツ動作の関連性,罹患回数,期間などを配慮しつつ診断名の決定,病期の判定,腰仙部を中心とする基礎体力の測定,評価などを行い,総合的な治療計画を考えねばならない,そして,病態の改善を計りつつスポーツ活動の再開に相応した身体活動能力の回復,強化を漸進的に行う必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら