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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻2号

1988年02月発行

文献概要

シンポジウム 日本におけるスポーツ整形外科の現状と将来

下肢のランニング障害

著者: 萬納寺毅智1 横江清司2

所属機関: 1関東労災病院スポーツ整形外科 2スポーツ医・科学研究所

ページ範囲:P.163 - P.168

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 抄録:最近2年間の下肢のランニング障害は892名,総新患数の12%である.男性対女性は2.8:1,平均年齢は男性26歳,女性20歳であり,男性の方が3倍多く,年齢は6歳高かった.障害部位は膝44%,足部21%,下腿19%,股・大腿9%,足関節7%の順である.
 膝が半数近くを占め,ランニングでの障害の多さを物語っている.診断のつかない膝痛が第1位,次に膝蓋大腿関節痛と,いずれも使い過ぎ症候群に属するものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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