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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻3号

1988年03月発行

文献概要

論述

特発性大腿骨頭壊死症におけるCT像の検討

著者: 一岡義章1 増田武志1 松野丈夫1 長谷川功1 菅野大己1 紺野拓志2

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室 2札幌クラーク病院

ページ範囲:P.257 - P.262

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 抄録:大腿骨頭壊死症におけるコンピュータ断層写真(CT)の早期診断的意義と壊死部の三次元的定量による大腿骨頭回転骨切り術の成績の検討を行った.
 ①初診時片側性大腿骨頭壊死症における健側14例と健康な大腿骨頭10例のCT所見の比較を行った.硬化像と骨梁の変化により正常例,びまん性に硬化像が見られる症例,斑状に硬化像が見られる症例に分けられた.特にびまん性硬化像が見られる症例は経過中壊死が明確になり,このCT所見が壊死の初期像と考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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