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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻3号

1988年03月発行

文献概要

臨床経験

高年齢で発症した恒久性膝蓋骨脱臼の1例

著者: 濱淵正延1 長谷川良一1 村瀬徹哉1 井尻愼一郎1

所属機関: 1兵庫県立塚口病院整形外科

ページ範囲:P.335 - P.339

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 抄録:恒久性膝蓋骨脱臼は稀なものであり,その大部分は先天性脱臼である.今回我々は高年齢の恒久性膝蓋骨脱臼を経験した.症例は46歳女性の会社員で外傷性膝関節血腫で受診し,この際膝蓋骨脱臼が発見され徒手的には整復不能であった.乳幼児期には膝の変形,運動障害,歩行障害がなかったので先天性脱臼の放置例とは考えられなかったが,大腿骨顆部と膝蓋骨の著明な形成不全を伴っていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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