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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻4号

1988年04月発行

文献概要

特集 脊柱管内靱帯骨化の病態と治療(第16回日本脊椎外科研究会より)

座長総括/「I.脊柱管内靱帯骨化の疫学および全身的因子」の部

著者: 原田征行1

所属機関: 1弘前大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.348 - P.349

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 1-1.須賀(自治医大)は自治医科大で治療中の頸椎OPLL患者の地域発生を調査した.那珂川支流,鬼怒川中流,渡良瀬川全域に偏在する傾向があったと述べた.生活環境因子の調査の一部として有意義であるが断定的ではない.フロアから変形性脊椎症との発生様式について質問があったが調査していない旨回答していた.
 1-2.前川(熊本中央病院)は頸椎OPLLの5家系調査で遺伝性,全身骨化傾向などの素因と骨化発生の要因として椎間板変性,外傷,局所の不安定性などの靱帯へのストレス,糖尿病などを含む全身性退行性病変があると述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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