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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻4号

1988年04月発行

文献概要

特集 脊柱管内靱帯骨化の病態と治療(第16回日本脊椎外科研究会より)

黄色靱帯骨化モデル—脊椎後縦靱帯,黄色靱帯,棘上靱帯とBMPとの反応から

著者: 村上英喜1 加藤文彦1 見松健太郎1 岩田久1 三浦隆行1

所属機関: 1名古屋大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.397 - P.402

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 抄録:骨形成因子を用いて日本白色家兎の後縦靱帯,黄色靱帯,棘上靱帯の器官培養を行った.また,家兎の黄色靱帯内へ骨形成因子移植を行った.
 器官培養においては,後縦靱帯,黄色靱帯,棘上靱帯由来細胞がBMPと反応し,軟骨細胞に誘導されることを確認した.従って,これらの靱帯組織内に軟骨性の骨化を起こしうる細胞群の存在することが証明され,脊柱諸靱帯内部からも骨化が発生しうるものと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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