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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科23巻7号

1988年07月発行

文献概要

論述

骨肉腫に対する化学療法

著者: 鈴木勝美1 稲田均1 横角健二1 須藤啓広1 館靖彦1 荻原義郎1

所属機関: 1三重大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.821 - P.827

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 抄録:【目的】1951年以降当教室で治療された骨肉腫症例(46例)を調査し,骨肉腫の治療成績の向上における化学療法の役割を検討した.
 【対象症例】1951〜1975年までに治療され,治療は外科的治療が主体であった症例は20例(control群)であった.それに対し,1976年以降系統的な化学療法が行われた症例は26例(化療群)であった.この化療群のうち術前にADRの動注と術後にCompadri-IIIが行われた症例は9例(Compadri群)であり,術前・術後を通じてT-7あるいはT-10protocolに準じた化学療法が行われた症例は17例(T-protocol群)であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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