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文献概要
臨床経験
妊娠・出産を契機として発症したKasabach-Merritt症候群の1例
著者: 宮田義之1 花岡英彌1 矢部哲夫1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.989 - P.992
文献購入ページに移動症例は26歳女性で,妊娠8ヵ月で右大腿外側の腫瘤を主訴として発症し,出産後紫斑が出現した.精査の結果,血小板減少が見いだされ,更に右大腿内側の腫瘤の生検で,capillary hemangiomaの所見が得られ,Kasabach-Merritt症候群と診断した.
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