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手術手技シリーズ 関節の手術<下肢>
Charnley人工股関節手術手技上のpitfallsとその対策(前編)
著者: 寺山和雄1 前田敏明1 小林千益1
所属機関: 1信州大学医学部整形外科
ページ範囲:P.1107 - P.1117
文献購入ページに移動Charnley人工股関節の手技は150のステップに分けられており,これらを忠実に守って手術を行えば,誰にでもデザイン通りの手術ができるようになっている.しかしこれらのステップを完全に習熟するまでには時間がかかるし,また症例によっても手技上の困難の度合が異なる.定型的手術手技はJ. Charnley:Low Friction Arthroplasty of the Hip(Springer,1979)を熟読して頂くこととし,今回は術中におちいり易いおとし穴(pitfalls)や困難症を挙げ,それらの解決法について述べる.
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