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論述
胸腰椎粉砕骨折における外傷性脊柱管狭窄CT像と神経障害との関係
著者: 橋本友幸1 金田清志1 鐙邦芳1 藤谷正紀2
所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室 2北海道整形外科記念病院
ページ範囲:P.3 - P.9
文献購入ページに移動T11,12レベルでは35%以上,L1レベルでは45%以上,L2以下では55%以上の狭窄が神経障害発生の危険因子と考えられた.残余脊柱管形態では扁平化の強い三日月形あるいは馬蹄形が神経障害群に多くみられた.脊椎後方要素の破壊や下位腰椎でのlateral canal stenosisも神経障害発生に重要であった.
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