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文献概要
臨床経験
比較的高年齢(18歳)で発症したHand-Schüller-Christianの1症例
著者: 千賀啓功1 梅田透1 小沢俊行1 田代淳2 桑原竹一郎3
所属機関: 1国立柏病院整形外科 2国立柏病院内科 3千葉県がんセンター病理
ページ範囲:P.1327 - P.1333
文献購入ページに移動症例は18歳,男性で頭部打撲のため偶然撮られた頭蓋骨X線写真の多発性骨透亮像により発見された.当院にて精査を行い,生検にて組織球,好酸球,泡沫細胞の増生を特徴とするHand-Schüller-Christian病と確診された.現在,尿崩症に対しバゾプレッシン療法及び腫瘍類似疾患として化学療法を行い経過観察中である.
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