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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科24巻2号

1989年02月発行

文献概要

臨床経験

手掌部に発生し手背部まで達したMassive Lipomaの1例

著者: 田村壽將1 吉田浩之1 山下達嘉1 斎藤公彦2 菊池進一2 星野孝2

所属機関: 1城西病院整形外科 2獨協医科大学整形外科

ページ範囲:P.209 - P.212

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 抄録:Lipomaは日常診療上よくみかける良性の軟部腫瘍であるが,手に発生した巨大脂肪腫の報告は少ない.最近我々はその1例を経験したので,その臨床経過並びに手術所見,術後経過について述べるとともに,文献的考察を行ったので報告した.
 症例は72歳男で約20年間の罹病期間を有し手術を行い,手掌部から手背に拡がって存在した巨大脂肪腫を一塊として切除した.その大きさは8.5×6.5×2.5cmで重量は70gであった.これは文献報告中最大級の大きさであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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