icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科24巻2号

1989年02月発行

文献概要

臨床経験

両膝関節内に左右対称性に遊離体を認めた1例

著者: 真野道規1 軽部冨美夫1 田中俊也1

所属機関: 1国民健康保険佐久間病院整形外科

ページ範囲:P.231 - P.234

文献購入ページに移動
 抄録:両膝関節内に左右対称性に遊離体を認めた1例を報告した.
 症例は両膝関節痛を主訴とする40歳の男性である.15歳の時,左膝のlocking症状があったが,以後支障なく放置していた.初診時単純X線にて,両膝の前方中央部に円盤状の骨化像がほぼ左右対称性に認められた.関節造影で関節内のものであることを確認したのち摘出術を施行した.病理組織所見では,硝子軟骨層および骨組織層が認められ,変性,線維化,壊死の像を呈していた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら