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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科24巻3号

1989年03月発行

文献概要

臨床経験

第5頸神経前根切断の1例—Keegan型頸椎症の病態に関して

著者: 那須正義1 長野博志1 森下嗣威1 三宅完二1

所属機関: 1岡山赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.311 - P.314

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 抄録:解離性運動麻痺を示す頸椎症の病因には未だ不明の点も多い.21歳男性で一側の第5頸神経前根のみを切断した1例を報告した.彼は術前右肩挙上不能であったが,術後10日で右肩の挙上は可能になった.本報告例をもとに文献的考察を加え,いわゆるKeegan型頸椎症の病因に,髄内病変の存在を推論した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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