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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科24巻4号

1989年04月発行

文献概要

特集 不安定頸椎—基礎と臨床—(第17回日本脊髄外科研究会より)

環軸関節転位の治療に関する検討

著者: 斉鹿稔1 忽那龍雄1 森山和幸1 川口宗義1 松下和徳1 堤幸彦1 河合伸也2 小田裕胤2

所属機関: 1佐賀医科大学整形外科学教室 2山口大学整形外科

ページ範囲:P.535 - P.541

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 抄録:過去20年間に入院加療した環軸関節転位82例を対象として,不安定性,脊髄症状,治療法を調査して,retrospectiveな観点から不安定性と治療法の選択について検討した.
 歯突起の異常群では脊髄症状は32%にみられ,ADIは8〜17mm(平均12.1mm)であった.軟部組織の異常群では脊髄症状は73%にみられ,ADIは7〜13mm(平均9.7mm)であった.両群において,脊髄症状の有無とADIの程度には相関がなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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