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特集 不安定頸椎—基礎と臨床—(第17回日本脊髄外科研究会より)
環軸関節転位の治療に関する検討
著者: 斉鹿稔1 忽那龍雄1 森山和幸1 川口宗義1 松下和徳1 堤幸彦1 河合伸也2 小田裕胤2
所属機関: 1佐賀医科大学整形外科学教室 2山口大学整形外科
ページ範囲:P.535 - P.541
文献購入ページに移動歯突起の異常群では脊髄症状は32%にみられ,ADIは8〜17mm(平均12.1mm)であった.軟部組織の異常群では脊髄症状は73%にみられ,ADIは7〜13mm(平均9.7mm)であった.両群において,脊髄症状の有無とADIの程度には相関がなかった.
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