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シンポジウム 全人工股関節置換術―セメント使用と非使用:その得失―
Charnley型人工股関節置換術の長期成績
著者: 奥村秀雄1 山室隆夫1 上尾豊二1 笠井隆一1 松末吉隆1 中村孝志1 岡正典2
所属機関: 1京都大学医学部整形外科学教室 2医用高分子研究センター
ページ範囲:P.31 - P.37
文献購入ページに移動Kaplan-Meier法を用いて累積生存率(survivorship)を計算すると,手術後10年で90%,13年で70%,15年で50%に低下するのを認めた.手術時年齢と疾患は累積生存率に影響する因子と考えられた.再手術を7関節(9.3%)に施行し,累積再手術率は,手術後10年で5%,13年で15%,15年で20%であった.
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