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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科25巻1号

1990年01月発行

文献概要

シンポジウム 全人工股関節置換術―セメント使用と非使用:その得失―

慈大式セメントレス人工股関節

著者: 富田泰次1 室田景久1 梶原敏英1 金尾豊1 杉山肇1 大谷卓也1 小澤正宏1 有賀伸一1 永井素大2 布村成具3 肥後矢吉3

所属機関: 1東京慈恵会医科大学整形外科学教室 2富士中央病院 3東京工業大学精密工学研究所

ページ範囲:P.39 - P.46

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 抄録:著者らは1970年より一貫して慈大式セメントレス人工股関節を約850例に用いているが,その人工臼蓋はメタルバックタイプで底部に3本の巨大なスパイクがあり,骨移植を加えずに適合させることができるのが大きな特徴である.
 術後5年以上経過観察した109例,113関節の遠隔成績では,術前38点(日整会判定基準)であったものが10年で75.1点,15年でも73.6点と比較的安定した成績であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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