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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科25巻10号

1990年10月発行

文献概要

論述

肘関節内側側副靱帯再建について―至適固定部位の検討

著者: 笹重善朗1 越智光夫1 村上恒二1 生田義和1

所属機関: 1広島大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1149 - P.1156

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 抄録:屍体肘を用い,内側側副靱帯のanterior oblique liigamentおよびPosterior oblique ligamentの距離の変動を測定するとともに,上腕骨内上顆,尺骨内側に設定点をとり,2点間の距離を測定し靱帯再建における至適固定部位について検討した.結果は,以下の通りである.
 1)anterior obiique ligamentは前縁では最大伸展位から屈曲60°までは屈曲角度が増加するに従って伸長し,60°を過ぎると減少し,後縁では屈曲角度の増加とともに伸長する傾向がみられ,異なったcomponentsの集合とみなすことができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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