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臨床経験
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抄録:慢性関節リウマチ(以下RA)における脊椎病変の内で,特に頻度も高く臨床的に問題となるのは頸椎の変化であるが,胸椎,腰椎病変も少なくないと思われる.RA患者で,骨粗鬆症に伴う胸腰椎部圧迫骨折は,日常よく経験するが,その大部分は保存的に加療しうる.しかし,時として神経障害を合併した症例に遭遇するが,手術治療例の報告は少ない.
今回我々は,強度の骨粗鬆症を伴い胸腰椎部圧迫骨折を来し,神経麻痺を呈した2例に対し椎弓切除術と固定術を施行し,良好な結果を得たので報告する.
今回我々は,強度の骨粗鬆症を伴い胸腰椎部圧迫骨折を来し,神経麻痺を呈した2例に対し椎弓切除術と固定術を施行し,良好な結果を得たので報告する.
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